LASIK 種類について

近年では乱視や老眼などにも対応しているレーシック手術が登場してきています。

よってレーシックの方法は多様化し、種類も様々になってきています。

それぞれの種類についてみていきましょう。


■ 角膜の厚さ

角膜の厚さは日本人の平均で約520μmあります。

角膜を削って調節する前に、「フラップ」を作りますが、この厚さは約110μmで形成されます。

またフラップ以下の部分はレーザーで、最大130μmまで調節することが可能です。

全体の厚さでは440μm残っていることが望ましいとされています。


■ ケラトームレーシック

「ケラトームレーシック」とは様々なレーシックの基になるレーシック方法です。

いわゆる「レーシック」がケラトームレーシックを指しています。

フラップを作る際には「マイクロケラトーム」という電動メスを使用します。

そして角膜の内部を削るときには「エキシマレーザー」というレーザーを照射します。



■ イントラレーシック

「イントラレーシック」は「ケラトームレーシック」とフラップを形成する過程が異なります。

ケラトームレーシックでは担当医が「マイクロケラトーム」という刃物を使ってフラップを形成します。

そのためフラップ作成は担当医の腕に任せられることになります。

一方イントラレーシックではフラップを作る過程においても、機械が操作します。

マイクロケラトームは刃物ですが、イントラレーシックではフラップを作るのもレーザーで行います。



■ ウェーブフロントレーシック

レーシックは視力回復をする上でとても便利な手術です。

しかし人によっては「ハログレア」という症状が表れることもあるのです。

ハログレアは角膜を削る際に、小さな歪みが起きることによって生じる症状です。

ウェーブフロントレーシックではこのような歪みを作らないために、高精度の機器で管理しています。



■ エピレーシック

「エピレーシック」は普通のレーシックとは異なり、角膜の上部の方にある「ボーマン層」の位置でフラップを作ります。

フラップを通常よりも薄く作るため、術後経過が他の施術よりも少し長めになります。

通常は特に何もしなくてもよいのですが、エピレーシックの場合、専用のコンタクトレンズを装着して経過を追います。

しかしその一方で、角膜の強度を保ちながら視力矯正が可能なことがメリットです。

そのためスポーツ選手のような、衝撃を受ける可能性のある職業にオススメの施術方法になります。

またエピレーシックを応用したLASEK(ラセック、レイゼック)があります。

フラップを形成する際に、アルコールを使ってふやけさせます。

そうすることによって、さらに薄いフラップを作ることが可能となります。